開業資金調達(国民生活金融公庫融資コンサルティング等)から株式・合同会社の設立手続、開業後の税務・経理までワンストップサポートを実現!関東一円対応!大塚公認会計士事務所
開業資金調達.NET » Archive: 5月 2007

「担保」か「保証人」をつける努力を・・・

「担保」か「保証人」があれば有利

起業促進を目的として、新規開業者向け融資を積極的に手掛ける「国民生活金融公庫」(国金)といえども民間金融機関と同様に、原則として、不動産や有価証券などの「担保」の差入、あるいは「保証人」をつけるか、どちらかをあなたに要請します。

貸したお金はきちんと返してもらえるように、債権の保全についてもできるだけの手当てを図るのはお金を貸す側として当然のことでしょう。営利を目的としない政府系金融機関とはいうものの、万一貸付が焦げ付いて返してもらえない場合には、国金が蒙る損失を「国民の税金で穴埋め」しなければならないのですから。

例えば国金で取扱う「新規開業ローン」では、運転資金4,800万円まで、設備資金7,200万円まで融資が可能な制度ですが、担保差入または保証人のどちらかが必要とされています。

数百万円程度の融資案件の場合、担保差入は求められないものの、あなたと生計を別にする保証人を少なくとも1名つけることを要請されることが多いようです。

第三者保証人等を不要とする融資」という制度もあります。
この制度ではあなた自身や配偶者などご家族、または自社の役員が保証人となることができますが、税務申告を2期以上行っていることが適用条件のひとつとされていますので、新規開業段階では対象外となります。

1000万円を超える融資案件になりますと、不動産など担保の差入を要請されるようです。
担保物件の評価については、「掛目」といって時価相当額よりは少し低い評価額に抑えられるのが通例です。不動産の担保価値評価は時価の70%程度ですが、立地条件などの理由で売却がスムーズにいかないことが想定される場合はさらに低い掛目での評価となるようです。

不動産の特性として、担保物件を処分売りしたいときに買い手をすぐに見つけられるとは限らないこと、物件の個別事情の要素が売買価格決定に大きく影響する等、スムーズに現金化できるとは限らないため、担保価値評価は時価よりも低めの評価とされるのです。

「担保」「保証人」が不要な融資制度として、「新創業融資」という制度も用意されています。無担保・無保証というメリットがある反面、融資限度額は自己資金の2倍かつ最高でも1000万円までと低めに設定されていること、また借入金利は「新規開業ローンの金利+1.2%」と高めに設定されているのがデメリットといえます。

お金を貸す側の立場でいえば、新創業融資の融資可能限度額を低めにしているのは、貸付金が万一焦げ付いても最小限の損失で済むようにしたいためですし、また支払金利を高めに設定しているのは、債権保全なしに融資することによる焦げ付きリスクの見返りというわけです。

あなたにとって有利な条件で、かつ可能な限り多額の融資を受けようと考えるのであれば、「新規開業ローン」の利用を前提に、まずは不動産などの担保差入、あるいは生計を別にする保証人をつけることを検討すること。

これが、開業資金調達成功への近道といえましょう。

経理外注のススメ

小さい会社の経理業務は、
会計事務所に外注委託されることをおすすめします。
経費節減と月次決算のスピード化を図ることができ、
社長さんの経営の舵取りがより的確にできるようになります。

設立して間もない会社はもちろんですが、【売上3億円以下、従業員10名以下の会社】の小さな会社なら、社内に経理担当をつくる必要はありません。

事務作業に正社員や派遣社員を雇うほど、仕事の量がないからです。
経理に正社員ひとり担当をつけるだけで、給料、賞与、そして社会保険料の会社負担分など年間経費は約400〜500万円は必要となります。
この経費は、売上が減ってもかかる「固定費」です。

管理部門からは、1円の粗利益もでません!

会社を儲かるようにするために、「固定費」はできるだけ少なくする工夫が必要です。
小さな会社では、経理業務は、専門家である会計事務所へ外注委託するのが「固定費」の削減につながり、儲かる会社への第一歩となります。

会計事務所に経理を外注委託する、さらなるメリット。

それは、

  • 「月次決算」をスピーディにできる
  • 「月次決算数値を分析し、経営者に情報提供する」

ことです。

経営者は、例えば「いま、いくらくらいお金を使えるのか?」あるいは「いくらくらい儲かっているのか?」など会社の「いま」を早く知りたいと望んでいるはずです。

会社の「いま」を知るためには、毎月スピーディに決算をする「月次決算」を導入されるのがおすすめです。
「月次決算」は、年度末の決算ほどに時間をかけては意味がありません。1円単位の正確さはあまり重要ではないのです。

いま、だいたいいくら儲かっているのか?
いま使えるお金はいくらくらいか?
この調子だと、年度でいくら利益がでそうなのか?

これを経営者に情報提供して、かつ数値を分析し経営者の経営判断に参考となる情報を提供できること。

「月次決算」はスピードが命、なのです。

あなたの参謀役に、専門家を上手に使ってみませんか?

創業計画書を書いてみよう

国民生活金融公庫(国金)に融資を申込むにあたっては、「創業計画書」という書類を作成し、提出することになっています。
国金の「創業計画書」のフォーマットをみてみましょう。わずか2ページだけの構成になっていますね。

創業計画書

1.事業内容など

  • 創業されるのは、どのような目的、動機からですか。
  • 過去にご自分で事業を経営していたことはありますか。
  • この事業の経験はありますか( お勤め先、経験年数、お持ち の資格など)。
  • お取扱いの商品・サービスを具体的にお書きください。
  • セールスポイントは何ですか。

2.ご予定の販売先・仕入先

  • 販売先
  • 仕入先

3.必要な資金と調達の方法

4.創業後の見通し(月平均)

  • 創業当初
  • 軌道に乗ったあと。軌道に乗る時期。
  • 売上高、売上原価(仕入高)、経費を計算された 根拠

あなたが希望する金額で、早めに融資を受けたい」とお考えになるのでしたら、まずはご自身の手で、この「創業計画書」を書いてみませんか?
はじめから完璧を目指す必要はありません。

開業しようと決意するに至った経緯・目的・動機。
これまでのあなたの経験、これから取り組もうとしているビジネス…。
イメージできる範囲でかまいませんので、思いついたままに、箇条書きにしてみましょう。

そうすることで、融資を受ける上でまだ足りないこと、考えておくべきことが見えてくるはずです。 

あなたはどのような事業を開業しようとしていますか?

国金では、提出された創業計画書などをもとに、あなたがどのような事業を開業しようとしているのか?

具体的には

  • どのような顧客層に対して、
  • どのような商品を、
  • いくらで(販売単価)、
  • どのくらい(販売数量)、
  • いつから、
  • どこを中心に展開しようとしているか。
  • 販売する商品はどのように仕入(生産)するのか。

そして肝心かなめなのは、それによって融資できるかどうか。

具体的には、

  • いくら儲けが出る見込みなのか、
  • その事業を始めるにあたって、どのような準備をしているのか、
  • 自己資金はいくらあるのか、
  • いくら融資が必要なのか、融資した資金の具体的な使い道は何か、
  • 融資したお金が、きちんと返済してもらえる見込みがあること

を、「創業計画書」の内容とあなた自身への面談などをもとに判断します。

国金では、融資できるかどうかの判断を二段構えでします。

融資を申し込むと、あなたとの交渉窓口となる融資担当者がつきます。
この融資担当者があなたからの融資申込書類、特に「創業計画書」の内容を事前に理解し、
その理解を補強するべく、あなたに会って直接お話を伺う…という流れになります。

ここで、あなたに最初の経営手腕が問われます。

「融資担当者に、いかにあなたの過去の経歴、自社の事業の内容と現状、同業他社と比較した特徴、そして今後の見通しをわかりやすく説明し、理解してもらえるか。」

融資判断は、その融資担当者の上司をはじめ複数の責任者で判断します。

融資担当者は、融資を受けたいあなたの代わりに、あなたの立場となって「融資したい」という決済書類を作成して、あなたの代わりに彼の上司や融資決裁権限を持つ責任者に説明するのです。

その決済書類を作成するもとになるのは、あなたから提出された「創業計画書」なのです。
国金の融資担当者が、あなたの味方についてくれるように。

「創業計画書」を書くにあたっては、「国金の融資担当者=あなたのお客さま」という気持ちを込めてできるだけ丁寧に説明する必要があるのです。
そうなると、実は「国金のホームページの様式では、行が足りなくて書ききれない」、あるいは「説明が足りない箇所が出てくる」はず、なのです。

そこで、ご自身でまずは箇条書きで「創業計画書」のドラフトを作成しましょう。
これを事業計画書作成の専門家にみてもらって、アドバイスをもらうのがおすすめです。

専門家は、あなたのお客様の視点で、あるいは国金の融資担当者の視点でブラッシュ・アップすべきポイントを具体的にアドバイスしてくれます。

これを踏まえてあなたの手でブラッシュ・アップすれば、より具体的な内容の、かつ数値計画の根拠が明確な、誰がみてもわかりやすい「創業計画書」に仕上げていくことができます。

このブラッシュ・アップ作業を専門家に依頼すれば、「創業計画書」をまとめ上げる手間を専門家に代行してもらう分だけ、融資申込のタイミングが確実に早まります。

それに理路整然とした「創業計画書」を提出できますので、国金の融資担当者に対する印象がよくなります。

そうなれば融資担当者をあなたの味方につけやすくなりますから、面談に要する時間やストレスも軽減されることにつながることでしょう。
その結果、より早いタイミングで、あなたの希望する金額の開業資金融資を受けることができるはずです。

余談ですが…。

国金の融資担当者は本当のところ(民間金融機関の担当者とは違って…)、「あなたにお金を貸してあげたい」という気持ちから、「創業計画書」の内容についてあなたに細かい質問をすることでしょう。融資決裁をする場合に、あなたの立場になって説明することになるわけですから。
どんな質問にも親切丁寧に対応すること。

これも、あなたが希望する金額で、かつ必要なタイミングで融資を受けるためのコツといえましょう。

自己資金は6ヶ月以上前から慎重に

開業資金を調達する上で心がけるべきは、  

  • 自己資金をより多くつくること
  • 「国民生活金融公庫」等の公的融資制度を上手に利用すること

これらが大切です。

自己資金が多いほど、融資も多く受けることができるしくみになっています。
自己資金の多さとその準備過程。金融機関は融資審査において、そこを慎重に判断しているのです。

みなさんが起業を考える上で、まずは「開業資金をどのように集めるか?」が課題となります。

自己資金だけでは、事業資金を賄いきれないことがほとんどだと思います。
事業資金として不足する分は、金融機関などから融資を受けることになります。

事業をこれから始める場合や、開業後5年以内の場合であれば、「国民生活金融公庫」(国金)の融資制度が利用しやすいでしょう。

「国金」では、これから開業する起業家や開業後の税務申告2期分を終えていない方を対象とした「新創業融資」があり、自己資金の2倍まで無担保・無保証人で借入できるしくみになっています。

そうはいっても、審査の状況によっては借入に際して担保や保証人を必要とされる場合もあります。

事業を早めに軌道に乗せるためには、借入金は少ないに越したことはありません。借入金の返済負担が重くなると、事業の採算性や健全性を損ねることにつながります。

開業、創業を思いたったら、まずは「着実に自己資金を蓄えること」から始める、という姿勢が大切です。

「国金」の融資資金は、郵便貯金に預けられたお金が元手になっています。

政府系金融機関といえども、「貸したお金が将来きちんと返してもらえるか?」を慎重に検討し審査するのです。
万一、貸したお金を返してもらえないとなったら、その損失は国民の税金で穴埋めすることになるのですから。

どんな事業を行うのか、開業する動機、貸付する相手である「あなた」の知識・ノウハウ・経験、販売する商品のセールスポイントもさることながら。
最も慎重に検討されるのは、あなたの「人柄」なのです。それはどのように判断されるかというと、自己資金の多さと準備過程をみるのです。

「自己資金の多さは、開業にかける熱意に比例する。」
といっても差し支えないと思います。

チェックされるポイントとしては、

  • どのくらい前から開業しようと考えていたのか
  • どのくらいの準備期間で貯めたのか
  • どれだけ計画的に貯めたのか
  • 何かを犠牲にしてでも成し遂げようとしたのか
  • 家計のムダなどを削減したのか

が考えられます。

自己資金は預金通帳で確認します。これは6ヶ月前にさかのぼって確認されます。
什器備品の購入など、大きな支出もできるだけ預金通帳に記録しておき、あわせて領収書を残しましょう。

そうすることで、既に支出済みでも融資審査上、自己資金と認めてもらえます。

最後にひとつご注意を。

「見せ金」は厳禁!ですよ。

これは、どこからか調達してきたお金を一時的に預け入れ、通帳に記帳し、いかにも自分の預金であるかのように見せかける行為のことをいいます。

6ヶ月まえにさかのぼって自己資金の出所を確認されますので、直前に多額の入金があったとしても、それが他からの借入である場合、自己資金とは認めてもらえません。金融機関からの信用を損なう行為となりますので、ご注意を…。

金融機関は、融資審査で「自己資金」の出所を慎重に確かめる。
6ヶ月まえまでさかのぼって確かめる。「見せ金」は厳禁!

国民生活金融公庫融資の流れ

「国民生活金融公庫」(国金)で融資を受けるときの、大まかな流れは以下のとおりです。

1.「借入申込書」「創業計画書」「企業概要書」の入手

国金ホームページから記入例とともにダウンロードできます。また国金の支店でも受取ることができます。

2.「創業計画書」等、融資申込書類の作成

「借入申込書」「創業計画書」「企業概要書」を記入例に従って作成していきます。

「創業計画書」の記載内容とその根拠づけ、設立から3年分の損益計画、資金計画、予想貸借対照表の作成がポイントとなります。

「創業計画書」及びその添付資料をいかに充実させるか、また面談においてどのような商品をどのようなお客様に提供するのか、セールスポイント及び開業後の損益計画や資金計画などとその根拠を説明できるかが特に重要となります。

また国金への毎月返済額も、資金計画に明示することをお忘れなく…。

3.融資申込

管轄の支店に持参もしくは郵送。
国金ホームページからの申込も可能です。

4.面談、実査

原則として国金の管轄支店での面談と、営業所、工場等、現場の実査。
事業の計画などについて質問されます。

準備する書類は、計画策定に用いた資料や資産・負債のわかる書類などです。
事業計画などをさまざまな角度から検討し、融資の判断をいたします。

5.契約

融資が決定したら、契約書類が郵送されます。

6.融資実行

契約手続が完了したら、融資金は口座振込されます。

7.返済開始

返済は、毎月返済が原則となります。

融資申込から融資実行まで、おおよそ1ヶ月程度。
特に「創業計画書」での説明とその根拠となる損益・資金計画などが重要。

国民生活金融公庫を利用するメリット

新規開業を目指す方に、ぜひご理解いただきたいポイントをまとめてみます。

新規開業者でも融資が受けられる「国民生活金融公庫」(国金)は、国の政策で起業を促進させるためにつくられた公的な金融機関です。
民間金融機関では重視されがちな取引実績や開業後の実績等にかかわりなく、それぞれの融資制度の申込条件に該当すればどなたでも、新規の融資申込ができます。

無担保、無保証で借りられる

新創業融資制度」これを利用すれば、無担保・無保証で融資を受けることが可能です。

安い金利で借りられる

民間金融機関に比較して、基準金利が低めに設定されています。
融資制度によっては、年利1%台で融資を受けることもできます。

固定金利で借りられる

民間金融機関は、「変動金利」つまり一定期間経過後、そのときの市場情勢を反映させて金利水準を見直します。
最近の景気回復傾向から、金利は上昇基調にあります。変動金利で借入した場合、定期的な条件変更の結果、利息支払額が増加する可能性があります。国金は、固定金利での融資。返済額も一定なので、計画的に返済することが可能です。

長期にわたって借りられる

民間金融機関は、通常は1年以内の「短期融資」です。
国金は、制度によっては運転資金は最長5年、設備資金は最長15年の借入期間。
期間が長くなれば金利も高めに設定されますが、返済額は少なくすることが可能です。

「国民生活金融公庫」は、融資を受けやすく条件面でもメリットがたくさん!

合同会社設立の流れ

合同会社設立の流れとチェックポイントは、次のとおりです。
専門家にお任せいただければ、定款の作成など難しい作業も、スムーズかつ確実に設立手続を進めることができます。

Step1 会社の概要を決める

Step2 法務局で商号調査と事業目的の確認をする

  • 同一住所で同一商号がないかどうか
  • 事業目的の表現が適切か?

Step3 会社の代表印を注文する

  • 社員就任予定者の実印と印鑑証明も準備
  • 会社の代表印を実印にするのは、法務局に提出する設立書類に押印するとき。
  • もしそれに間に合わなければ、代表者個人の実印で対応

Step4 定款を作成する

【必ず記載する事項】

  • 事業目的
  • 商号
  • 本店の所在地
  • 社員の氏名、住所
  • 社員全員が「有限責任」であること。
  • 出資一口の金額
  • 各出資者の出資金額など
    ※合同会社では、定款認証は不要。
    ※定款は電子データで作成すれば、印紙代4万円が不要

Step5 金融機関へ資本金を払込む

  • 会社名義の預金口座は、会社の登記が終わってから。
  • 代表社員の個人口座に、資本金相当額を振込む。
  • 出資者個別に必ず「振込」にする。出資者全員のなまえが通帳に記載されていることが必要。
  • 出資金と同額の金額を振込む。
  • 通帳のコピー(表紙、表紙うら、振込記録の部分の3枚)と会社の代表印をもって行政書士へ

Step6 会社設立に必要な書類を作成する

【例:合同会社をつくる場合】

  • 定款
  • 払込証明書
  • 社員が法人の場合、法人の登記事項証明書
  • 社員全員の印鑑証明
  • 登記申請書
  • OCR用紙(またはフロッピーディスク、CD−R)
  • 印鑑届書

Step7 法務局へ登記を申請する

  • 提出書類をホチキスでとめる(左側2箇所)。
  • 登記申請書が表紙、表紙に印紙を貼る。
  • ただしOCR用紙、印鑑届書はホチキスとめせず、クリップとめにする。
  • 新会社の本店所在地を管轄する法務局に提出。
  • 法務局に書類を提出した日が、会社の成立日=誕生日となる。

Step8 会社設立完了!

  • 提出から約1週間後
  • 新会社の「登記事項証明書」「印鑑証明書」が貰える

Step9 税金関係と社会保険関係の届出をする

税務署へ提出

  • 法人設立届出書
    (定款の写し、登記事項証明書の写し、株主名簿、設立時貸借対照表、本店所在地の周辺地図、設立趣意書を添付)
  • 給与支払事務所等の開設届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 青色申告の承認申請書
  • 棚卸資産の評価方法の届出書
  • その他(減価償却資産の償却方法、消費税関係)

都道府県税事務所へ提出

  • 法人設立届出書

市町村役場へ提出

  • 法人設立届出書

Step11 会社名義の銀行口座を開設する

【用意するもの】

  • 新会社の「登記事項証明書」「印鑑証明書」
  • 代表者個人の印鑑証明書と実印
  • 代表者の身分証明書
  • 会社の銀行印

会社ができるまで、およそ2週間の時間がかかります。
手続が複雑で、かつ作成すべき書類も多岐にわたります。
専門家に任せたほうが安全、かつ時間と費用の節約になります。

「事業目的」の決めかた

事業目的を決めるときは、

  1. 営利性
  2. 明確性
  3. 適法性
  4. 具体性

の観点から登記が可能かどうか、法務局で事前確認する必要があります。
また許認可申請がいる場合には、事業目的を、許認可が必要な事業の目的と一致させる必要があります。

会社は、定款に記載した「事業目的」の範囲内で活動することが認められています。
「事業目的」を決める際のポイントは、次のとおりです。

1.営利性について

事業目的は、それによって利益を上げることができる事業、すなわち営利事業であることが要請されます。

【過去の判断事例】

「自動車学校の経営」……………………〇
「墓地の経営管理・墓地の賃貸借」……〇
「社会福祉への出資」……………………×
「永勤退職従業員の扶助」………………×
「会社及び業界利益のための出資」……×
「政治献金」………………………………×

2.明確性について

事業目的は、明確に記載することが必要です。
外部の第三者は、登記事項証明書を通じてその会社の事業目的を知るわけですから、「わかりやすさ」が要請されます。

【具体例】
不動産取引関連事務代行」という事業目的は、明確性と具体性を欠く、とされています。

3.適法性について

(1)公序良俗に反するものは、×(ダメ)

会社も法律社会の一員として存在するのですから、「公序良俗」、すなわち公共の福祉や公共の利益に反する行為をすることは許されません。 

(2)法律に違反することも、×(ダメ)

【具体例】

「煙草の製造」は×(たばこ事業法)。
「料理店業」「飲食店業」「旅館業」「古物商」「質屋業」「貸金業」「両替商」その他これに類する営業を行う者は、「職業紹介業」を行うことができない(職業安定法)。

(3)一定の資格を有する個人に限り行うことができる事業

【具体例】
「弁護士」「公認会計士」「税理士」「司法書士」「行政書士」など。

4.具体性について

事業目的は、その会社がどのような事業を営むのかを第三者が判断できる程度に具体的に記載することが必要です。
これは、外部の第三者にもその会社の事業内容をはっきり認識させるためです。

【過去の判断事例】

  1. 「観光開発に関する事業」……………………………×
  2. 「割賦販売斡旋業、リース及びリース代行業」……×
  3. 「健康強化食品、自然食品、家庭食品」……………×

事業目的には実際に行う予定の事業だけでなく、将来的に行う予定の事業についても記載することが認められています。
ただし書き過ぎは、逆に会社の信用を落とす危険性があるので、注意が必要です。

また許認可申請がいる場合には、事業目的を、許認可が必要な事業の目的と一致させる必要があります。
登記の際に事業目的としては認められても、許認可を受ける際に認められず、結局事業ができないことになりかねません。

事業目的の最後には、「その他これに付帯する一切の業務」という一項も付け加えておきます。これを記載しておくことで、実際に行う事業の範囲を広げることができます。

事業目的は以前に比べまとめて記載することが許されるようになっている傾向がありますが、事業目的の記載内容が登記可能かどうかは、設立する会社の本店所在地を管轄する法務局の登記官に確認するのが安全です。

「商号」の決めかた

「新会社法」では、類似商号規制が撤廃されました。
会社のなまえ「商号」を決めるポイントは、次にとおりです。

  • 商号のつけ方は原則自由。
  • 他の会社の本店所在地が同じ住所の場合、同じ商号は禁止。
  • ローマ字等の一部が利用可能。

会社を設立するときには会社に名前を付けますが、この会社のなまえのことを法律上、「商号」といいます。
商号は原則的には自由に付けられますが、「同一の住所において同一の商号」の会社がすでに存在している場合は、その商号は使えません。

【同一住所の例】

例えば、

「一丁目2番3号」と「一丁目2番3号201号室」は同一住所とみなされます。

「一丁目2番3号201号室」と「一丁目2番3号301号室」は同一住所とはみなされません。

【 同一商号の例】

例えば、

「大塚株式会社」と「大塚株式会社」は、同一商号とみなさます。

「大塚株式会社」と「株式会社大塚」は同一商号とはみなされません。

「大塚株式会社」と「大塚有限会社」は同一商号とはみなされません。

同一本店所在地に「同一の商号」の会社がないかどうかを、定款認証のまえに必ず調査しましょう。これを怠ると、登記申請段階で商号が受け付けられず、定款認証から再度やり直さなければならないおそれがあります。
また不正競争目的など、他の会社と間違われるおそれのある商号は使用できません。
株式会社はその商号に「株式会社」を、合同会社は同様に「合同会社」…というように、その会社形態を示す文字を付けることが必要です。
商業登記規則により、以前は商号中にアルファベットの使用は認められていませんでしたが、2002年11月1日から商号の登記にローマ字(ローマン・アルファベット)、アラビア数字、&(アンパサンド)等一部の符号の使用が認められることとなりました。

商号の登記に用いることができる符号

(1)ローマ字(大文字及び小文字)

(2)アラビア数字

(3) 「&」(アンパサンド)
   「’」(アポストロフィー)
   「,」(コンマ)
   「−」(ハイフン)
   「.」(ピリオド)
   「・」(中点)

※ (3)の符号は、字句(日本文字を含む。)を区切る際の符号として使用する場合に限り用いることができます。したがって,商号の先頭又は末尾に用いることはできません。ただし,「.」(ピリオド)については、省略を表すものとして商号の末尾に用いることもできます。

※ なお、ローマ字を用いて複数の単語を表記する場合に限り、当該単語の間を区切るために空白(スペース)を用いることもできます。

株式会社設立の流れ

株式会社設立の流れ

株式会社設立の流れとチェックポイントは次の通りです。

専門家にお任せいただければ、特に定款の作成など難しい作業も、スムーズかつ確実に設立手続きを進めることができます。

Step1 会社の概要を決める

  • 商号(会社のなまえ) →「商号を決めるポイント
  • 事業目的         →「事業目的を決めるポイント
  • 取締役会を設置するか?
  • 監査役を設置するか?
  • 役員の任期は何年にするか?
  • 代表取締役、取締役、監査役にそれぞれ誰が就任するか?
  • 資本金の額
  • 現物出資の有無
  • 発行可能株式総数
  • 設立に際し発行する株式数
  • 株券を発行するか?
  • 発起人は誰?それぞれ何株出資するのか?

Step2 法務局で商号調査と事業目的の確認をする

Step3 会社の代表印を注文する

  • 発起人、取締役就任予定者の実印と印鑑証明書も準備
  • 会社の代表印を実印にするのは、法務局に提出する設立書類に押印するとき。
  • もしそれに間に合わなければ、代表者個人の実印で対応

Step4 定款を作成する

  •  「定款」は会社の憲法ともいうべき、基本的事項を定めたもの

Step5 公証役場で定款認証を受ける

  • 定款は3部作成する。うち1部は公証役場へ、1部は法務局へ。
  • 発起人の実印を押印する
  • 会社で原本1部を保存。コピーを税務署などに提出。
  • 「電子定款認証」にすれば、印紙代4万円が不要。

なお電子認証システム一式を用意するには約6〜10万円必要。
「電子定款認証」は、専門家である行政書士におまかせを。

Step6 金融機関へ資本金を払込む

  • 会社名義の預金口座は、会社の登記が終わってから。
  • 発起人代表の個人口座に、資本金相当額を振込む。
  • 必ず「振込」にする。発起人代表のなまえが通帳に記載されていることが必要。
  • 資本金と同額の金額を振込む。
  • 通帳のコピー(表紙、表紙うら、振込記録の部分の3枚)と会社の代表印をもって行政書士へ

Step7 会社設立に必要な書類を作成する

【例:ひとりで株式会社をつくる場合】

  • 定款
  • 払込証明書
  • 資本金の額の計上に関する証明書
  • 発起人の決定書
  • 株式の引受けを証する書面
  • 取締役の就任承諾書
  • 取締役の印鑑証明書
  • 登記申請書
  • 印紙台帳
  • OCR用紙(またはフロッピーディスク、CD−R)
  • 印鑑届書

Step8 法務局へ登記を申請する

  • 提出書類をホチキスでとめる(左側2箇所)。
  • 登記申請書が表紙、次に印紙台帳。このふたつの書類の間に契印を押す。
  • ただしOCR用紙、印鑑届書はホチキスとめせず、クリップとめにする。
  • 新会社の本店所在地を管轄する法務局に提出。
  • 法務局に書類を提出した日が、会社の成立日=誕生日となる。

Step9 会社設立完了!

  • 提出から10日〜2週間後
  • 新会社の「登記事項証明書」「印鑑証明書」が貰える

Step10 税金関係と社会保険関係の届出をする

税務署へ提出

  • 法人設立届出書
    (定款の写し、登記事項証明書の写し、株主名簿、設立時貸借対照表、本店所在地の周辺地図、設立趣意書を添付)
  • 給与支払事務所等の開設届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 青色申告の承認申請書
  • 棚卸資産の評価方法の届出書
  • その他(減価償却資産の償却方法、消費税関係)

都道府県税事務所へ提出

  • 法人設立届出書

市町村役場へ提出

  • 法人設立届出書

Step11 会社名義の銀行口座を開設する

用意するもの

  • 新会社の「登記事項証明書」「印鑑証明書」
  • 代表者個人の印鑑証明書と実印
  • 代表者の身分証明書
  • 会社の銀行印

会社ができるまで、およそ2〜3週間の時間がかかります。
手続が複雑で、かつ作成すべき書類も多岐にわたります。
専門家に任せたほうが安全、かつ時間と費用の節約になります。

スポンサードリンク

初心者の為の国民生活金融公庫から借りる極意
初心者の為の国民生活金融公庫から借りる極意(書式テンプレート付き)

ページの先頭へ
公認会計士・税理士・行政書士 大塚 健一

公認会計士・税理士・行政書士 大塚 健一事務所

代表 大塚 健一 〒261-0004 千葉市美浜区高洲3丁目10番4号 コーポレート稲毛海岸1101

日本公認会計士協会東京会所属(第12239号) 千葉県税理士会所属(第108248号) 千葉県行政書士会所属(第07100973号)

現在、業務多忙により外出している事が多いので、お問い合わせは当面の間、メールのみに限らせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

資金調達関東一円対応!ご相談は全国対応いたします!

開業資金調達でお悩みの方。国民生活金融公庫融資コンサルティングならお任せ下さい。

東京
東京都23区(千代田区、中央区、港区、世田谷区、大田区、目黒区、品川区、渋谷区、杉並区、中野区、練馬区、新宿区、江東区、墨田区、葛飾区、江戸川区、台東区、文京区、荒川区、足立区、北区、豊島区、板橋区)立川市、武蔵野市、町田市、八王子市、三鷹市、西東京市、狛江市、国分寺市、国立市、調布市、府中市、武蔵村山市、福生市、多摩市、稲城市 他全域
神奈川
横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市・平塚市・小田原市・厚木市・大和市・鎌倉市・茅ヶ崎市・秦野市・海老名市・伊勢原市・座間市・綾瀬市 ・三浦市・逗子市・湯河原町・愛川町 他
千葉
千葉市・船橋市・松戸市・市川市・柏市・市原市・成田市・木更津市・野田市・八千代市・佐倉市・銚子市・茂原市・香取市・習志野市・浦安市・流山市・君津市・旭市・館山市
埼玉
さいたま市・川口市・川越市・所沢市・越谷市・熊谷市・春日部市・草加市 ・上尾市・深谷市・狭山市・入間市・戸田市・三郷市・本庄市・新座市・秩父市・行田市・八潮市・東松山市
ページの先頭へ

Copyright© 2007 開業資金調達.NET All rights reserved.
powered by 行政書士ホームページ.com